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寝る時の姿勢について


腰部脊柱管狭窄症では、基本的に腰を反らせる姿勢は痛みやしびれの症状を出やすくし、患部の状態も悪化しやすくなりますので、出来るだけ前かがみでいることが大切です。

このためには、歩行時には杖や自転車などが有用ですし、腰を曲げて休憩を取る場合は固めの椅子、そして、家事などをする時はコルセットを着用しながら行うようにします。

では、寝る時はどのような体勢が良いのでしょうか?多くの方は、1日平均7時間以上は寝ていると思いますが、腰部脊柱管狭窄症の人は、寝る時の姿勢には特に気を付ける必要があります。

まず仰向けに寝る場合、そのまま平らな布団やベッドに入ると背筋が反ってしまいますので、この場合は、膝の下側にバスタオルやクッションなどを入れてから寝るのがお薦めです。

何故かと言いますと、仰向けで膝を曲げていると腰の反りが小さくなります。これは骨の構造がどうしてもそうなるからですので、どなたにでも言えることです。間違えても腰の下にタオルを入れる、などはしてはなりません。

腰部脊柱管狭窄症の禁忌扱いを知っていれば問題ありませんが、よくストレス解消法として取り入れている方がいらっしゃいます。ですが、腰部脊柱管狭窄症の方は絶対にやらないようにしてください。

また、横向きに寝ると前屈しやすくなりますので、タオルを敷いたまま横向きに寝入るのも良いことです。また、腰部脊柱管狭窄症の場合、腰を捻るのも良くありません。

ですが、どうしても寝ている最中に寝返りなど打って、自然に腰を捻ってしまう場合もあります。自分によく言い聞かせてから眠るようにすれば問題はないと思いますが、疲れが大きい日などは注意が必要です。

また、上半身を起こすことができるタイプの介護ベッドもお薦めです。眠れなくなる場合もありますが、このほうが習慣付けにも効果があります。

人は1日の三分の一の時間は寝る時間に使っていますので、腰部脊柱管狭窄症の方は、寝る姿勢に特に注意し、朝起きたら腰部脊柱管狭窄症の症状が悪化してしまったなどがないように気を付けてください。

また、起床した時に腰が痛いという方は、寝る姿勢が腰部脊柱管狭窄症に悪影響を及ぼしている可能性が高いです。またその他にも、布団が柔らかすぎる、枕が合わない、湿気が多くて寝返りの頻度が高い、などにも注意すべきです。

結論、腰部脊柱管狭窄症の人が寝る一番よい姿勢は、体を丸めて前かがみになること、そして、更に安全を期するなら、膝の下にクッションを入れることです。

また、仰向けになるときは、膝の下にクッションをはさみ、膝を立てた状態で寝る。決して腰が反らないようにする、です。

以上が、腰部脊柱管狭窄症の人が寝る一番良い姿勢となります。もし、あなたが腰部脊柱管狭窄症を患っており、寝る姿勢に悩んでいたら、今お伝えした方法を今日から実践されてみてください。必ず良い結果に繋がると思います。

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