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インナーマッスルを鍛える


腰部脊柱管狭窄症を改善するのに、インナーマッスルを鍛えることはとても重要です。腰部脊柱管狭窄症を根本から完治させるには筋トレを行い、腰椎周りや大腿部の筋力アップを図る必要があります。

よく、腰部脊柱管狭窄症の治療として、外側の筋肉を鍛えるトレーニングを行うことが多いですが、実は、内側の筋肉を鍛えることも、外側の筋肉を鍛えるのと同じくらい大事なのです。

インナーマッスルと聞くと、外側の筋肉ではなく、もっと深いところにある筋肉、と想像してしまいますが、インナーマッスルとは深層筋のことであり、骨により近い部分にある、重要な筋肉を言います。

また、この部分を鍛えることは、腰部脊柱管狭窄症の予防にも、解消にもとても大切なことです。また、この筋肉の鍛錬には、よりハードなトレーニングが必要なのではないか、という方が多いですが、実はハードなものは不要です。

予防策としてももちろん手軽に行うことができますし、腰部脊柱管狭窄症の慢性期の治療としても、とても効果的です。どのようトレーニング法があるかといえば、整形外科のリハビリや、理学療法士のいるトレーニング施設などで受けることが出来ます。

また、鍼灸治療でも、インナーマッスルとトリガーポイントとに明確に分けて、施術をする場合が多くあります。トリガーポイントとは、浅い部位にある痛みの引き金とも言える部位です。特に腰部脊柱管狭窄症の症状が慢性化している場合は、トリガーポイントだけでは不足しがちです。

トリガーポイントだけでは補えない部分を、鍼などで筋肉を操作していくことで治療をしていきます。鍼灸治療は一時的ではありますが、腰部脊柱管狭窄症の症状に効果を発揮しますので、お薦めの治療の一つです。

また、トレーニングには様々なものがありますが、それだけ本当に腰部脊柱管狭窄症を改善することができるのか?と疑問を感じる方も多いようです。ですが、ほとんどの方はご自宅で1日15分程度、トレーニングを行っているだけで、効果を上げている方が大勢います。

また、注意して頂きたいのが、運動として物足りない、などと考えないことです。運動として物足りないと思って、あまり無理をすると、腰部脊柱管狭窄症を悪化させる原因になります。

また、インナーマッスルを鍛えるトレーニングというのは、かなり体に負担をかけます。ですので、高齢者の方は15分程度の運動も最初は行うことが出来ず、よく諦めてしまう方が多くいます。

しかし、腰部脊柱管狭窄症を根本から完治させるには、この鍛錬、トレーニングは必ず必要になってきます。ですので、最初は少しずつで構いません。自分の出来る範囲から徐々にトレーニングを始め、体が慣れてきたら頻度を増やようにします。

インナーマッスルはあらゆる行動、動作で要となり、余裕を与えてくれる筋肉である、ということも忘れてはなりません。このようにインナーマッスルを鍛えると腰部脊柱管狭窄症の治療にはプラスに働きます。ぜひ、あなたも予防策の一つとして、実践されることをお薦め致します。

中川式腰痛治療法