専門医について

腰の痛みや下肢の痛みなどで、検査を受け、腰部脊柱管狭窄症の疑いが濃いと診断された場合、腰部脊柱管狭窄症の症状として軽い場合はそのまま保存療法をする場合が多くなります。
しかし、腰部脊柱管狭窄症が中程度以上の症状になり、両方の足に痛みがある等の馬尾症状などもある場合、手術を検討したり、より専門医にかかる必要性が出てきます。
大きな病院には腰部脊柱管狭窄症の専門医がいる可能性が高くなります。また、日本脊椎脊髄病学会という専門の学会を通して医師を探すことも、インターネットを通して実現することができます。
一般社団法人である日本脊椎脊髄病学会は、脊椎脊髄疾患に関する研究を促進させ、また研究者の交流をはかるとともに、研究成果と知識の公表および普及を通し、人類の健康の保持や増進に資することを目的として活動されています。
1974年に脊椎外科研究会として発足し、同年の4月に慶應義塾大学の岩原寅猪会長のもとで第1回総会が開催され、その後は1985年に日本脊椎外科研究会、1990年には日本脊椎外科学会、そして2001年からは日本脊椎脊髄病学会に移行しています。また2010年には法人格を取得されています。
腰部脊柱管狭窄症の専門医を探す場合は、テレビなどのメデイアなどにも登場した有名な専門医にかかりたいと思う方も多いでしょう。最近ではタレントのみのもんたさんの執刀医をされた東京の福井先生などが有名です。
その他に有名なドクターと言えば、鈴木郁功先生です。鈴木先生は薬学博士であり、大学教授もされている傍ら、多くの腰部脊柱管狭窄症患者を救ってきました。得意分野は腰部脊柱管狭窄症の手術だそうで、今までに述べ1000人以上を手掛けているそうです。
しかし、名医と言われる鈴木先生と言えども、全ての患者を完治させることは難しく、中には痛みやしびれを再発してしまう患者さんは多くいるようです。しかし、それでも今の痛みが解放されるのならと手術を希望される患者さんが後を絶たないようです。
その他に、30年間で50万人以上の腰部脊柱管狭窄症患者さんを改善してきた、中川卓爾先生も有名です。中川卓爾先生は独自の治療法を編み出され、多くの腰部脊柱管狭窄症患者を改善させてきました。
また、中川先生の治療院は愛知県豊田市にあり、毎日のように全国から患者さんが訪れています。ですが、遠方でなかなか治療院に通えない方、仕事などで時間が取れない方のために、ご自宅で腰部脊柱管狭窄症を改善できる治療セットなども、インターネットで販売されており、そちらも大変好評のようです。
しかしこのような先生は外国からの患者のコールもあり、毎日多忙なようですので、なかなか予約も実現できないかもしれません。脊椎の専門の医師であれば、特に腰部脊柱管狭窄症に関しては幅広い経験を持っている医師がいいでしょう。
出来れば、腰部脊柱管狭窄症の症状が悪化する前にかかりたいものです。また小さな病院でも症状が改善する可能性は十分にありますが、ある程度の期間通院したけれども結果が出ないなどのケースも多いようですので、出来れば早めに専門医にかかることが推奨されます。
