治療について

腰部脊柱管狭窄症の対処方法は色々とありますが、どのような方法を選んでいいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか?また、色々試したけど症状が改善されず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
腰部脊柱管狭窄症は脳から腰椎にかけて下りてきている脊柱管という場所が狭く締め付けられることで腰の痛みや足のしびれが起こります。特に一番多いのは加齢によるもので、老化により脊柱管内が狭くなってしまことで、その周辺の神経が圧迫を受け、痛みやしびれが出ます。
また、生まれつき脊柱管が狭い方などは年齢にさほど関係なく、若いうちから腰部脊柱管狭窄症になる方もいます。腰部脊柱管狭窄症は、一度発症してしまうとなかなか治りにくいものです。初期の症状としては腰の痛みやしびれなどが挙げられます。
中度の症状としては、椅子に長く座っていられない、腰掛がないと座っていられない、また、立ち上がる度に電気のようなしびれが腰に出ます。
重度の症状としては、休み休みでないと歩けなくなります。これを間欠性跛行と言います。具体的には100メートル歩いたら症状が悪化し、休みを入れないと歩けなくなります。
ここまでくると、かなり重度の症状で手術を勧められます。しかし、手術は多くのリスクを伴うことだけは念頭に入れて、承諾することが大切です。
手術にあまりにも期待を抱き、満足の出る結果にならない方は大勢います。現に手術をした80%以上の方は症状が再発してしまっている統計数字もある位です。
ここまで症状が進む前に、出来るだけ早く診断を受け、自分にあった改善方法、医師を見つけることが、腰部脊柱管狭窄症を治す一番の早道かと思います。