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カイロプラクティック


腰部脊柱管狭窄症の治療法として、カイロプラクティックを利用する方は多くいらっしゃいます。また、日本でもカイロプラクティックの施術院がどんどん増えています。

アメリカでは既に100年以上もの歴史があり、先進国の多くでは医療制度に正規に取り入れられています。ですが、日本ではまだ法的にも認知度は低く、医療行為として正規には認められていません。

しかしながら、脊椎との関連が深い手技を使用し、腰部脊柱管狭窄症への効果が増えていますので、今後の躍進に多くの方が期待していることも事実です。

腰部脊柱管狭窄症は、外科手術にいたる可能性が高い腰の病気です。また最近は、内視鏡やレーザー手術などの最新の技術が高く評価されてきていますが、やはり施術費用が高額で、単純に全開するというものでもありません。

このようなことから、カイロプラクティックを試行してみる価値は充分にあります。カイロプラクティックでの大きなポイントは、背骨において神経が適度に動くことができないことが原因と考えて施術をします。

このことから、脊柱管の内部で神経を滑らせる、つまり動かすことを用いているところもあります。これはアメリカではナーバスモビライゼーションとも言われ、効果的な施術法として多用されています。

カイロプラクティックでは、脊柱管を整えることで神経の流れを改善し、腰部脊柱管狭窄症を治していきます。痛みやしびれがある、しかし麻痺までには至っていない、という場合は、圧迫もそれほどのものではありません。

このような場合は、カイロプラクティックの施術が効果を発揮することがあります。世界中のカイロプラクティック研究機関で多用されている腰部脊柱管狭窄症の治療法は、日本でも使用しているところが多くあります。

また専門の大学を修了したプロの施術を受ければ、腰部脊柱管狭窄症を改善させることができる可能性があります。しかし、先程もお伝えしたように、この施術法は医療行為として正規には認められていません。

また、気を付けて頂きたいのが、腰部脊柱管狭窄症患者さんは施術を受けたことによって、腰部脊柱管狭窄症の症状が悪化してしまう方が多くいます。そして、厚生労働省からも危険な治療行為であると下記のように通達されています。

■医業類似行為に対する取扱いについて
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

ですので、腰部脊柱管狭窄症の人がカイロプラクティックの施術を受ける際は、自分の症状をしっかりと把握した上で、受ける必要があります。また、事前に自分の症状で施術を受けても大丈夫か、確認することが大事になってきます。

中川式腰痛治療法