腰部脊柱管狭窄症は英語ではLumber Canal Stenosisと呼ばれます。
肩こりなどとは違い、日本人特有の病気ではありません。特に生まれつき脊柱管が狭い人が、その後の労働と加齢により発生しやすいと言われます。また、英語でLCSと簡略化しても呼ばれることもあります。
Lumberとは英語で腰の部位を指します。Lumberサポートとは腰痛の方がよく装着されるサポーターのことです。また、英語でCanalはいわゆる水路や導管を意味する単語ですが、この場合は脊柱管を指します。
Stenosisは狭窄症を意味しますが、腰部脊柱管のみでなく、色々な狭窄症があります。
両方の下肢の痛みや、しびれ、冷感などを訴え、診察を受けると、歩くことができる距離などをよく問診の際に聞かれますが、これは腰部脊柱管狭窄症の可能性があるかどうかをチェックするためです。
また腰部の病気ですが、特に下肢の痛みが特徴的なためです。もしも前かがみになるなどして休みながらでなければ歩くことができない、立っていることができない、と言う症状があるならば、かなり確率は高いと言えます。
問診の後は、MRIなどの画像検査を受けます。この段階で症状と画像検査が一致すれば、両下肢の血流障害(動脈閉塞症)にも同様の症状がみられますが、ほぼ確定的でしょう。
MRIでは腰部の脊柱管が腹部からの椎間板、そして背部からの黄靱帯に圧迫されていることがわかります。
治療の基本は安静にすることです。そのためにはコルセットなどの装具を装着することも多いでしょう。
また、痛みが無い時に、痛みを起こす姿勢を避けながら筋力トレーニングなどをすることも改善を早めるために必要です。
より痛みの思い神経根症状や、両足に痺れが出るという馬尾症状に進行してしまいますと手術を検討することも多くなります。そうならないためにも早め、早めの治療を心がけて下さい。

